Album Cover Amber

Amber

sumika

7

Saturday 鮮やかに揺れた

髪の奥に動く黒が2つ

僕を覗き込むそれはこの世のものとは思えないのさ

二つ年上の君だから

浅はかなこの想いなどは

見抜いてしまう様な気がして

ひたむきに嘘を重ねて

でもなんで 収まらなくて

期待したって辛いだけだ

多く塗りすぎた Amber を

薄く伸ばして微笑むの

そんな何気ない仕草が僕の

まぶたの裏で落ち着かない

君を思い出す度にほら

外に出たいとざわめくの

僕の中の嘘つき猛獣が

今夜も僕を落ち着けない

今夜も僕を落ち着けない

Monday 隣で働くいつもの君が

纏ってない香り

君が吸わないタバコの香りがしたら

君からしたら

仕事も手につかないのさ

どこの誰の移り香なのさ

おじさんが電車の中で

君の体に馴染ませた

でもだって分かってるって

今日の僕は騙すのが下手だ

多く塗りすぎた Amber を

薄く伸ばして微笑むの

その微笑みは誰のものなの

気になり僕は落ち着けない

君を思い出す度にほら

ここが痛いとざわめくの

胸の少し下の痛みが

今夜も僕を落ち着けない

今夜も僕を落ち着けない

鼓膜に閉じ込められてる

浅はかな僕の猛獣は

今を壊す勇気などなく

名ばかりのものとなりました

でもだって仕方ないって

黒を見つめて言えるはずもない

多く塗りすぎた Amber を

薄く伸ばして微笑むの

そんな無防備な姿は誰の

前でも見せるものなのかい

君を思い出す度にほら

僕だけの記憶が暴れるの

こんなに僕だけの君がいるのに

今夜も僕を落ち着けない

今夜も希望を捨てされないんだよ