Album Cover Night Closing

Night Closing

Saucy Dog

7

飲みかけの缶ビール気が抜けた僕とよく似ている

布団に寝転び少しだけ眠ろう

なにも考えないように出来れば1人で居ないように君がいない朝迎える前に

時間を形にするだけの恋だったとか運命じゃないとか

って結局自分を守る癖は全然変わっちゃいないよ

自分でも呆れる程にさ

歪んでしまった世界がきっと

僕らを見兼ねてあの日君を連れ去ってしまった

奪われた時間はずっと退屈で

「どうすれば~」なんて頭巡らす日々です

気がつけば僕の殆どを君が占めていた

それじゃあ残された僕の毎日の意味は知れていた

手持ち無沙汰になったような

どうしようもなくなった夜な夜な

君に言われた言葉を思い出している

だいたいあなたはいつだって

言い訳ばっかりで嫌になっちゃったっていう

君の後ろ姿見送ったあの日に戻れたら

玄関先手を掴んで謝り倒して

君を取り戻せたとして

何回も何回目だっけ?の繰り返し

結局なにも変わりはしないと呟くのさ

「最低なんて言わせないで」

君の声が僕の中煩く駆け巡る

どうやったって同じ未来で

悔やんだところでどうせ

君じゃないんなら意味ないからなんてさ

無意識のうちに思い出している

朝焼けは少し君の匂いがした様な気がしたんだよ