Album Cover Itsuka

Itsuka

Saucy Dog

7

坂道を登った先の暗がり

星が綺麗に見えるってさ

地べたに寝ころんじゃうあたりあぁ 君らしいなって思ったり

時間を忘れて夢中になった

赤信号は点滅している

肌寒くなり始めた季節に

僕らは初めて手を繋いだ

2人の物語

2人でひとつの傘を差したり

ブランコに乗り星を眺めたり

押しボタン式の信号機を

いつも君が走って押すくだり

仰向けになって見た湖

宙に浮いてるみたいってさ

はしゃいでいる君とその横でさ

もっとはしゃぐ僕なら

本当に飛べるような

気がしていた

フワフワと夢心地

君の隣

君の見る景色を全部

僕のものにしてみたかったんだ

あぁ 君を忘れられんなぁ

当たり前に通ってたあの道

信号機は無くなるみたいです

思い出して切なくなる気持ちも

いつかは無くなるみたいです

そういえば寒い雪降る日の

田和山の無人公園でさ

震える体 暗い中いつものように笑い合う

街灯の下で

僕の目に映りこんだ君が

いつもよりちょっと寂しそうな

気がした

今になってさ

思い出してさ

後悔じゃ何も解決しないさ

忘れられないのは

受け入れられないのは

君を思い出にできる程僕は強くはないから

僕の見た景色を全部

君にも見せてやりたかったんだ

あったかいココアを一口

いつかまた逢う日までと

笑う顔に嘘は見当たらない

じゃあね

じゃあね

またどっか遠くで

いつか