Album Cover 八月の陽炎

八月の陽炎

Macaroni Empitsu

21

言葉はファッションではないからさ

飾れど重ねど どうも上手く キまらないもんだな

正しさと間違いの間に 悲しさと勘違いの愛に

何度も折り合いをつけてきた

待った無しの人生で いつも待ち合わせて

少しの居場所を分け合った

運命は作り話と言った彼女が 女神にみえた八月の陽炎

言葉は壁やガラスであってほしくはないのに

想いを伝えた代償はいつも 割れた孤独なんです

正しさをおしえてくれたのは 間違えて出会ったあなただった

いつもそうだった

分かっていないふりで 実はは知ってたんだ

少しの居場所を 譲ってくれてありがとう

サンセット 本当のことは 一つだって知りたくないのさ

サンセット あこがれた通り 僕は正直に僕を騙してる

茹だるような紫の影 君への想いも無理に 冷ました夏

濡れたままのシャツ

地平線の向こう 八月の陽炎

きっとずっと十代の自分が居る

見たくない真っ黒のそれに 生き先を尋ねてた

サンセット 本当のことは 一つだって知りたくないのさ

サンセット あの人みたいに 僕は正直に僕を騙してる

茹だるような紫の影 君への想いも無理に 冷ました夏

乾いてゆくシャツ