数学の癖すら思い出せなくて

オイルを落として国道を蹴散らす

愛おしいはずの生き物が今夜名前くれるの

そんなことはもう嫌だ 嫌だ 嫌だ

歪な指が恥ずかしかったから

真っ赤な唇は首を埋めていた

あなたを思って区別に勤しむ

公式の理想も目論めやしないけど

あなたがいたなら

それだけでいいとか

思ってしまう日が来たら怖くて

わたしは幸せにして欲しいなんて

こんな世界には1度も願ってない

不変を愛しむだけが名作

26文字の羅列は奇想よ

昨日と今夜はいつもと違うわ

わたし誰かの胸で秘密漏らして

私の未来も無駄にしてみてよ

出来もしないことばかりを叫んで

あなたが居たなら

それだけでいいとか

思ってしまっただから可笑しくて

私は幸せにして欲しいなんて

馬鹿なあなたには

1度も願ってない