Album Cover Dramaturgy

Dramaturgy

Eve

9

頭でわかっては嘆いた

転がってく様子を嗤った

寂しいとか愛とかわかんない人間の形は投げだしたんだ

抱えきれない 言葉だらけの存在証明を

この小さな劇場から出らんない

気づいたら最後逃げ出したい

僕ら全員演じていたんだ

エンドロールに向かってゆくんだ

さあ皆必死に役を演じて傍観者なんていないのさ

「 ワタシ」なんてないの

何処にだって居ないよ

ずっと僕は 何者にもなれないで

僕ら今 さあさあ 喰らいあって

延長戦 サレンダーして

メーデー 淡い愛想

垂れ流し 言の愛憎

Dramatic な展開をどっか期待してんだろう

君も yes, yes 息を呑んで

采配は そこにあんだ

Headshot 騒ぐ想いも

その心 撃ち抜いて さあ

まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ

その目に映るのは

触れたら壊れてしまった

間違ってく様子を黙った

僕ら全員無垢でありました

何時のまにやら怪物になったんだ

その全てを肯定しないと前に進めないかい

『まあ君にはきっと無理なんだ』

「だから君にはきっと無理なんだ」

何時のまにやら外野にいたんだ

そんなガヤばっかり飛ばしてきたんだ

皆必死に自分を守って救いの手を待ってるのさ

考えたくはないよ

馬鹿になっていたいもん

ずっと僕は 何者にもなれないで

だから今 前線上に立って

その旗は高く舞って

劣勢 頼る相棒

言葉すら必要ないよ

Dramatic な展開はドットヒートしてくだろう

君も yes, yes 息を呑んで

再会を誓いあって

One chance しかない僕の

一瞬をかけるのさ

Climax みたいな 手に汗を握るのさ

ぽつりと鳴いた

隠してきた本当はどこにもない

嗤ってきた奴らに居場所はない

思い出してぽいってして感情はない

流した涙 理由なんてない

優しさに温度も感じられない

差し伸べた手に疑いしかない

穴が空いて愛は垂れてしまいになったんだ

倒れそうな僕を覗き込んだんだ

諦めかけた人の前にアンタは

いつも嘲笑うようにお出ましさ

君にはどんな風に見えてるんだい

呼吸を整えて さあ

さあ

ずっと僕は 何者にもなれないで

僕ら今 さあさあ 喰らいあって

延長戦 サレンダーして

メーデー 淡い愛想

垂れ流し 言の愛憎

Dramatic な展開をどっか期待してんだろう

君も yes, yes 息を呑んで

采配は そこにあんだ

Headshot 騒ぐ想いも

その心 撃ち抜いて さあ

まだ見ぬ糸を引いて 黒幕のお出ましさ

「その目に映るのは」